黄砂が肺に入ると花粉症や気管支ぜんそくなどのアレルギー症状が悪化するというマウス実験結果を、市瀬孝道大分県立看護科学大教授(環境毒性学)と国立環境研究所などのグループが29日までにまとめた。
黄砂が呼吸器に影響を及ぼすことは指摘されていたが、黄砂とアレルギーの関連を実験で確かめたのは初という。
市瀬教授らは、マウスの肺に、アレルギー症状を起こす卵白アルブミン(卵の白身の成分)と中国・ゴビ砂漠南部で採取した黄砂をカテーテルで注入し実験。卵白アルブミンだけを入れたマウスと比較した。黄砂は環境基準値の2〜4倍の量とした。
卵白アルブミンだけでも気管支などに炎症が起きたが、黄砂を入れた場合は炎症はより強かった。
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黄砂は、中国の砂漠の砂が風で巻き上げられ、偏西風に乗って飛来、地上に降り注ぐ現象を指す。日本だけでなくアジア各国で見られるが、日本では春先に多く観測され、大陸性の土壌粒子によって視程が10km未満になると黄砂と認定される。
黄砂の成分は発生源の砂漠、通過する国、観測する国によって異なると言われているが、ケイ素、アルミニウム、カルシウムが多いとされる。データによっては一酸化炭素や硫酸塩などの化学物質や病原菌などというものもある。
黄砂により与えられる影響としては、
@ 悪いもの
交通機関への影響、呼吸器官への影響、白い雪や氷河の上につもり太陽熱を吸収することによる温暖化、その他諸々の生活への被害(洗濯物や車や建物が汚れる、大量の砂の処理)など
A 良いもの(?)
海水へのミネラル供給、太陽光を遮り地球の冷却化を促すなど
B どっちやら判別が難しいもの
炭酸カルシウムを含むため酸性雨を中和するなど
が考えられる。
それにしても、なんでもかんでもアレルギー物質になっちまうんですな、困った世の中ですワ・・・。



